脳内ストックの容量に限界を感じているすーさんまたはみんなのための(笑
読書記録です。
おすすめの本がありましたら、ぜひ教えてください。
このコーナーで取り上げた本は「たまりば・とうしん」の書棚にあります、貸出しも行っていますのでお問い合わせください
作品名:『STONERストーナー』
著者:ジョン・ウイリアムズ 東江一紀訳 出版社:作品社
★ひところ:翻訳家東江一紀(あがりえ・かずき)は気になる一人。
この本で第1回日本翻訳大賞「読者賞」を受賞したとあれば読まざるを得ない。名訳で美しくも悲しい小説を堪能できた
作品名:『ズボンをはいた雲』
著者:ウラジーミル・マヤコフスキー 出版社:土曜社
★ひとこと:ひょんなことから20世紀初頭のソ連邦の詩人の代表作を手に取ることとなった。60ページの短編ながら内容は刺激的!!
気力が落ちたときに読み返したい一冊
作品名『川の光2 タミーを救え!』
著者:松浦寿輝 出版社:中央公論新社
★ひとこと:待ち望んだ新刊です!! 素敵なイラストと折込地図もついて
小動物ワールドが満喫出来て幸せ。
作品名:『解錠師』
著者:スティーヴ・ハミルトン 出版社:ハヤカワ文庫
★ひとこと:購入後長らく積んであった文庫本が朝日新聞の売れてる本コーナーで『手に汗にぎる「教養小説」』と持ち上げられやっと読む気になりました。
作品名:『生ける屍』著者:ピーター・ディキンスン出版社:ちくま文庫
★ひとこと:これまた幻の小説の復刊の帯びに手が動いた、巻末エッセイを佐野史郎が書いていることで心が動きました。
作品名:『緑衣の女』著者:アーナルデュル・イングリダソン 出版社:東京創元社
★ひとこと:以前このコナーで取り上げた『湿地』と同じ著者で大変興味が湧きましたね。
小説 作品名:『エドガー・ソーテル物語』
著者:デイヴィッド・ロブレフスキー 出版社:NHK出版
★ひとこと:700ページを超える大作、口のきけない少年と犬の物語。少年の手話による犬との対話の手法が斬新、流石に一気読みとは行かないが小説の醍醐味を堪能できること受け合い。
作品名:『残穢』
著者:小野不由美 出版社:新潮社
★ひとこと:『ざんえ』と読む、「え」とはけがれの意味だそうだ。
著者の作品はいくつか読んでいること山本周五郎賞受賞作品であることで手に取った、猛暑を少しやり過ごせるかと思ったがそれほどでも、暑さの方が記録的なのか???
作品名:『川の光 外伝』
著者:松浦寿輝 出版社:中央公論新社
★ひとこと:前作『川の光』の短編続作、クマネズミ一家を取り巻く動物物語。
芥川賞作家の知られざる一面が垣間見られる、間もなく出る次作『川の光2-タミーを救え!』も又楽しみ。
作品名:『ドクター・ラット』
著者:ウィリアム・コッツウィンクル 出版社:河出書房新社
★ひとこと:この本は1976年に発表された幻の名作の一つだそうだ。動物実験された動物達が暴動を起こした時、人間の味方についたのは狂ったネズミ1匹。自然界で人間様だけが特別だと思っていられる時代はそれほどたたないうちに終焉を迎えるのではないかと気づく恐ろしい寓話。
作品名:『湿地』
著者:アーナルデュル・インドリダソン 出版社:東京創元社
★ひとこと:アイルランドの北の湿地で起きたミステリー。「どこかの国を知りたければミステリー小説を読め」と言われるようにアイルランドの歴史・文化・風土などを見事に見せてくれる
作品名:『東京プリズン』
著者: 赤坂 真理 出版社:河出書房新社
★ひとこと:終戦記念日の頃になると何とはなしに
作品名:『その日東京駅五時二十五分発』
著者:西川 美和 出版社:新潮社
★ひとこと:手が出てしまう。二人とも若き女性・・・
作品名:『杉本直詩集・わが心の昭和天皇』
著者:山下 英一 出版社:山下 英一
★ひとこと:恩師でもある直さんの肉声が甦る
作品名:『ソーシャルデザイン実践ガイド』
著者:筧裕介 出版社:英治出版
★ひとこと:以前からソーシャルデザインなる言葉は知っていたし、少し読んでいたがあるフォーラムで対談者として登壇することになり行政との協働について多くの示唆を得た。今後の弊NPOにとって指針となる濃い内容でしっかり読み返したい。それにしてもこの出版社は地味ながら「いい仕事してますね」
作品名:『一万年前 気候大変動による食糧革命、そして文明誕生へ』
著者:安田喜憲 出版社:イースト・プレス
★ひとこと:著者は「環境考古学」確立の第一人者で以前からぼつぼつ著作を
読んでいました。「年(ねん)縞(こう)」という年代測定法が解き明かす事象は単にロマンの枠を遙かに超えています。若狭三方縄文博物館・蛇ケ上池湿原・函館市縄文文化交流センター・風張遺跡など行きたいところが沢山できました。
作品名:『ミツバチの会議 なぜ常に最良の意思決定ができるのか』
著者:トーマス・シーリー 出版社:築地書館
★ひとこと:ミツバチの超合理的且つ公正な意思決定プロセスが読み解けて目から鱗もの。昨今ブームの「ミツバチプロジェクト」推進者に是非読んでもらいたい一冊。
作品名:『里山資本主義』
著者:藻谷浩介ほか 出版社:角川書店
★ひとこと:大ベストセラー『デフレの正体』の著者で日本経済を救う究極のバップアップシステムを提言している、それが里山。我がたまり場でも実行できるアイディアが盛り沢山、座右の書の一つにしたい。
作品名:『7日間で突然頭がよくなる本』
著者:小川 仁志 出版社:PHPエディターズ・グループ
★ひとこと:表題から軽薄なハウツウものと相応される向きもいるでしょうが著者の小川仁志さんは哲学者です。以前に読んだ『ご近所の公共哲学』の付録「哲学カフェマニュアル」でカフェづくりの方法を教えてもらいました。哲学的思考の入門書としてお勧め!
作品名:『人を助けるとはどういうことか』
著者:E・H・シャイン 出版社:英治出版
★ひとこと:金井教授の解説が素晴らしい
作品名:『シルバー川柳2「アーンして」むかしラブラブ いま介護
編集:社団法人全国有料老人ホーム協会 出版社:ポプラ社
★ひとこと:1も傑作でしたが続編の2もなかなか笑わせてくれることを受け合います。教室で回し読みのリクエストが一番多い他愛のない3分間読み物。
作品名:『シルバー川柳 誕生日ローソク吹いて立ちくらみ』
編集:社団法人全国有料老人ホーム協会 出版社:ポプラ社
★ひとこと:全ての作品が納得できるから怖い。傑作は『三時間待って病名「加齢です」』と『恋かなと思っていたら不整脈』・・・
作品名『ペコロスの母に会いに行く』
著者:岡野雄一 出版社:西日本新聞社
★ひとこと:体操の先生から贈呈を受けた漫画本。62歳の漫画家による経度認知症の母(89歳みつえさん)との可笑しくも切ない日々。映画化もされた模様。
作品名『あっちの豚こっちの豚』
著者(作・絵):佐野洋子 出版社:小学館
★ひとこと:この本は1987年作・佐野洋子 絵・広瀬弦の親子作として出版。佐野洋子亡き後、北軽井沢の山荘で自身の原画30点を発見、幻の名作の復活となったもの。文化とは・お金とは・ひいては自由・幸せ・・・考えさせられる一作。
作品名:『醤油鯛』
著者:沢田 佳久 出版社:ASTRA
★ひとこと:@ここまでやれば学術論文だ!!
作品名:『カカシバイブル』
著者:ピート小林 出版社:東京書籍
★ひとこと:この本に出会って「案山子」が気になる